潮吹き | 官能小説辞典

下腹部が熱く膨れ上がる感覚の直後、ダムが決壊したかのような奔流が、男の腹とシーツをびしょ濡れにした。「いやっ、そんな…！」自分の体から信じられないほどの量が噴き出す光景に、彼女は羞恥で顔を真っ赤にした。

何度も子宮の奥を突かれるうちに、ついに何かが限界を超えた。恥も外聞もなく潮を噴き上げた彼女は、もはや貞淑な人妻ではない。ただ快楽のままに愛液をまき散らす、淫乱な雌の姿だった。

「だ、だめぇ…！そんなとこ突いたら、おしっこ出ちゃう…！」懇願する彼女を無視し、男がさらに角度を変えて G スポットをえぐる。次の瞬間、彼女の絶叫と共に、暖かい飛沫が放物線を描いて部屋を汚した。

初めての潮吹きに、彼女自身が一番驚いていた。屈辱感とは裏腹に、身体は未だかつてないほどの解放感と快感に打ち震えている。一度知ってしまったこの快感は、もう二度と忘れられないだろう。

噴き出す潮で、彼のたくましい腹筋がてらてらと光っている。その背徳的な光景が、彼女の羞恥心を麻痺させ、さらなる快感の沼へと引きずり込んでいく。もう、何度イかされたのか、わからなかった。