痙攣

ビクッ、ビクンッ!と全身が大きく弓なりに反り、シーツを握りしめる指が白く変色する。意思とは無関係に、まるで打ち上げられた魚のように腰が痙攣を繰り返し、その度に奥がきつく締め付けられた。
絶頂の嵐が過ぎ去った後も、身体は快感の余韻を忘れられないかのように、ピクピクと小さく痙攣を続けていた。その無防備で淫らな姿が、男の支配欲を強く満たしていく。
「ひっ、く…ぅ…!」喉から引き攣ったような声が漏れ、脚がガクガクと震えだす。快感の許容量を超えた身体は、もはや彼女の言うことを聞かない。ただひたすらに快楽の波を受け止め、全身で悦ぶことしかできなかった。
奥の一点を執拗に抉られるたびに、身体が勝手に反応してしまう。小刻みな痙攣がやがて大きな波となり、下腹部全体が脈打つように収縮を始めた。もう、自分では止められない。
彼の指がクリトリスを強く弾いた瞬間、電流が走ったように全身が硬直した。カタカタと震える歯は噛み合わず、口の端からは涎が垂れる。その無様な姿は、まさに快楽に溺れた雌豚そのものだった。

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